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時計を故障させないために

時計を故障させないようにするにはどうすればよいのか、注意事項を解説します。

カレンダー合わせについて
腕時計についての話ですが、基本的に夜間にカレンダー合わせをするのは避けるべきです。なぜなら、時計というのは夜間に翌日の0時にカレンダーが切り替わるように日付送り歯車がカレンダーの円盤とかみ合っていて、ゆっくりとカレンダー窓の日付が切り替わっていく仕組みになっているからです。このため、夜に日付を合わせようとして、カレンダーの円盤だけを早送りすると、日付送りの歯車とカレンダー円盤がかみ合っている歯に大きな負担がかかり、故障することがあります。ちなみにカレンダー合わせを避けるべき夜間の時間帯というのは、それぞれの腕時計によって異なりますが、およそ午後11時〜午前4時過ぎです。ただし、機械式時計になると、もっと早く午後8時ぐらいから徐々に切り替わることがあります。
汚れをふき取る
時計を長く愛用しようと思ったら、時計を身に付けた後、外す時には、時計についた汗、ほこり、湿気はふき取ることを忘れないようにしましょう。ふき取るときは、柔らかい乾いた布を使うようにしましょう。革ベルトの汚れには洗剤は使わず、ふき取るのみにします。洗剤を使ってしまうと、変色する恐れがあります。また、時計の本体も特に防水性の低いものについては水気を嫌いますので、乾いた布でふき取るのみで、周りのヘゼルの隙間の汚れは爪楊枝などで取り除く程度にします。自宅でできるお手入れというのは時計の表面についての汚れをふき取る程度です。あとの時計内部についてのお手入れは、定期的にオーバーホールする必要があります。
保管について
時計は精密機械で、ほこり、湿気、直射日光、磁気には弱いということは解説してきました。したがって、これらの影響を受けるような場所へは保管しないようにします。また、時計の置き方は、風防やリューズを傷つけないように文字盤を上にしておくのが正しい置き方です。リューズを下向きにする置き方だけは絶対にやめましょう。保管ケースがあると、ほこりや湿気などから守られて安心して保管できます。
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