私たちの生活に必要不可欠な時計

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時計について

時計についての基本的な知識について解説します。

日時計の発明
古代の人々は、昼夜の繰り返しによって日を数え、天体の運行や季節の移り変わりなどから時の流れを知り、影の変化で時間の経過を計っていきました。影の変化を読み取ることが時計を作り出すきっかけになったわけです。最古の時計についての記録は、紀元前2000年頃のバビロニアにおいて日時計が使われていたということです。日時計は1本の棒を地上に立てることで、そこに日光が当たってできる影の位置によって時刻を知る装置のことで、古代の人々はこの1本の棒の指針のことをグノモンと呼んでいました。以後、14世紀以降の機械式時計が誕生するまでの間、日時計は世界各地で様々な形式のものが作られ、発達していきました。
水時計の発明
日時計は、機械式時計が誕生するまで発達してきたと前に述べましたが、日時計は、夜間や曇りの日には使用できず、時間の細分には適していない特徴から、夜間や天候が悪い時でも使用できるような水時計が発明されました。最初にエジプトで作られ、紀元前350年頃には、クレプシドラと呼ばれる水時計がギリシアにおいて使われていたという記録が残されています。時代がさかのぼりますが、エジプトにおいては、紀元前1500年頃にはすでに1年を365日とする暦を用いられ、これらの時計によって昼夜も12等分していたとされていたことから、この頃から時間の概念が深く浸透していたということがうかがえます。日本でも、天智天皇が671年に漏刻と呼ばれる水時計を作られせた記録が日本書紀に残されています。
その他の時計(砂時計や火時計)について
日時計の欠点を解消した水時計でしたが、その水時計も蒸発したり凍ってしまうことがあり、使えないことがありました。さらにこのような問題を解決してくれたのが、水時計の原理と同じで水を砂に置き換えた砂時計です。砂時計は4世紀にフランスの僧であったルイトプランドによって発明されました。また、9世紀にはろうそくの燃える量やアルコールランプのアルコール使用量を利用した火時計が使われるようになりました。しかし、砂時計と火時計のいずれも精度面で劣ることから、日時計と比べながら時間を把握しなければならなかったようです。当時、一番正確な時計といえば、やはり日時計で、あくまでも砂時計や火時計というのは補助的なものに過ぎなかったのです。
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